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IT・システム

當仲寛哲のリテイル・インフォメーション・システム論㉚ マイナンバー制度

2015年10月11日

  グリーンカード、住基ネット、僕の知ってる限りでも少なくとも3回目の国民番号が配られています。コンピュータシステムの開発に数兆円、毎年の維持に数百億円かかるとか言われています。もちろん、成功すればメリットがあるでしょう。   国が主張するには、 1.引越しなどに伴う行政での書類等による変更手続きが簡単になる 2.確定申告が簡単になる 3.情報の一元化により災害時の情報共有が迅速になる 4.生活保護の不正受給が少なくなる 5.免許証や保険証などのカードが1枚で済む。   行政上の手続きや確定深刻については過去の個人情報カードでうまくいかなかったのが、なぜ今回うまくいくのか、その反省と対策を具体的に提示してもらいたいものです。生活保護の不正受給の問題も、マイナンバー管理によって逆に貧困層を追いつ…




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