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IT・システム

當仲寛哲のリテイル・インフォメーション・システム論㉘ コンピュータ業界雑感

2015年08月10日

  日本のコンピュータ事情は世界に比べてかなり遅れています。10年という人もいれば、30年という人さえいます。日本は技術立国であり、そんなはずはない、と思っている方、残念ながら認識をあらためなければならない状況と思います。コンピュータといってもさまざまな分野があります。コンピュータという機械そのものの製造、基本ソフト、言語、アプリケーション、パッケージソフト、ツール、システムインテグレーション、色々な分野があるのですが、一つ一つの技術について日本人が理解できないものはありません。しかし多くの分野で日本人が先導したり、新たな製品を開発することはほとんどないという状態です。インターネットの登場によって、この状況にますます拍車がかかっています。インターネットの破壊力はコンピュータ業界だけにとどまりませ…




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