戻る 印刷
IT・システム

當仲寛哲のリテイル・インフォメーション・システム論⑫ 売価還元低価法

2014年04月14日

  売価還元低価法     スーパーマーケットでは扱う商品が多岐にわたります。グロサリーのように、ソースマーキング商品は、販売や仕入などのオペレーション時に単品コードをスキャンすることにより、商品の金額と数量をコンピュータで簡単に集計できます。ちなみに、ソースマーキング商品は、あらかじめ商品にバーコードが印刷されている商品のことをいいます。しかし、生鮮、青果、惣菜などは、日々の廃棄や値下げ、材料としての流用など、その形状や価格、数量などがめまぐるしく変化するため、簡単に単品管理できません。そこで登場するのが、売価還元法です。売価還元法は単品ではなく、部門単位で計算により原価率を算定しそれに基づいて部門単位の期末在庫を把握します。部門単位で計算することにより、商品の性質による計算の難しさや在庫や利益…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください