印刷プレビュー
財務

2015年度コンビニ調査結果を評論する

2016年08月10日

日経MJが2015年度(第37回)のコンビニエンスストア調査結果を発表した。国内の全店売上高は10兆8908億円となり、14年度比5.1%増(2期比較有効な29社)。総店舗数は5万6427店で伸び率はプラス2.8%となった。これは大手3社が積極的に出店を続けた結果である。また業界再編で3社への寡占化が進んでおり、今年2016年9月からはセブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンの3社で9割の時代を迎えることになる。まず2015年度の結果を全店舗の売上高からみてみよう。【全店舗売上高】 全店舗売上高1位は、セブン-イレブン・ジャパンで、年間4兆2910億円。7.1%増となった。2位はローソンで2兆3605億円、4.6%増。3位はファミリーマートで2兆0055億円、7.8%増だった。16年度は、この3位のファミリーマートと4位のサークルKサンクスを傘下に…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください