3月の前年同月は百貨店・総合スーパー＋、コンビニ・SM▲

今週は各協会の3月の販売統計が発表された。   天候に恵まれ気温が上昇したので、 花見の前倒し需要や、 春物衣料の売れ行きがよかった。   アベノミクスで消費者心理にも 改善の兆しが見え始めているようだ。 先週18日発表だが、日本百貨店協会の2013年3月。既存店売上高が前年同月比3.9%増。3カ月連続プラス。 その意味で百貨店は、為替や株価にすぐに連動した。また、円安効果で、外国人観光客による売上高72.6%増、客数53.1%増。 総合スーパーが約5割を占める日本チェーンストア協会の数字。 売上高が1兆0446億円で前年同月比1.7%増。 13カ月ぶりにプラスになった。   しかし、チェーンストア協会加盟企業の年度ベースの既存店売上高は、 1997年以降ずっと前年割れが続いている。 97年は消費税が3%から5%に引き上げられた年だ。  …