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月刊商人舎 2025年04月

 連載 


山本恭広の「定義集」”Definitions”

#46 フード&ドラッグ(Food&Drug)

2025年04月10日

  フード&ドラッグ(Food&Drug) 小売業や流通業の用語集には「フード&ドラッグ」を解説しているものは少ない。 ただし、「コンビネーション・ストア」(combination store)で調べると、小売・流通用語集ではこう解説する。 「スーパーマーケットとドラッグストアが同一敷地内や同一建物内、同一フロア内で結合されている複合的な店舗形態のこと。売場面積1200坪から1400坪で非食品の売場面積が30%以上で売上高が25%以上になる」 アメリカのスーパーマーケット産業では1980年ごろから急激に増え始めて現在、ほぼ8割のスーパーマーケットがフード&ドラッグ、あるいはフード&ファーマシーである。 日本では、1994年にイオンが岩手県江刺に「マックスバリュー」1号店をオープンした。アメリカのフード&ドラッグを研究して開発したものだ…




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