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月刊商人舎 2025年01月

 2025年の提言・デジタル問題 


DXとAIの勘所を解き明かそう。

2025年01月10日

USP研究所所長 當仲寛哲 2024年はコロナ明けでリアル店舗への来客が戻ってきた年です。コロナ禍中に培ったバーチャルマーケット(ECなど)が発展した年でもあり、人員不足に対応するための自動化が大変進んだ年でもありました。 結果的にデジタルを活用しての合理化と省力化、さらにデジタルを活用したマーケット開拓に努力した企業が躍進した年でもありました。 「安ければ売れる」は相変わらずの真理ではありますが、それだけでは会社経営は成り立たなくなっています。加えて、原材料や農産物の高騰、全体の人口減と都市への人口集中に背中を押されて、小売業の変身は待ったなしの状況と言えるでしょう。  Ⅰ 小売業におけるDXの経緯と概観   DX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれて5年が過ぎました。 米国のア…




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