印刷プレビュー
月刊商人舎 2024年08月

 特集のまえがき 


イノベーションを起こせ!

「実例集」の読み方と活かし方

2024年08月09日

㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 「Hint」は問題を解く手掛かりである。 本特集タイトルの「'24商売のヒント」は、2024年における商売の問題を解く手掛かりとなりそうなエピソードを集めたものだ。頭から読む必要はない。自分の問題意識に照らし合わせて、それを解決する手掛かりになりそうな話を読んでもらいたい。 ここで「商売のヒント」を活かすために5つのプロセスがある。 第1は自分の問題意識がすでにあることが望ましい。それは会社から与えられた課題でもいいし、自分自身の仕事を改革しようというテーマでもいい。会社や店や職場を自ら変えようという解決テーマでもいい。 第2は問題発見のアプローチである。問題意識があいまいな場合には、問題を発見しなければならない。 この場合、①現状の把握が必要である。そして②あるべき姿、あ…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください