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月刊商人舎 2024年08月

'24商売のヒント ⓬


従業員の安全は足元から守る!

ベルクはワーク用シューズ2500足支給、サミットは商品開発

2024年08月09日

店舗の事故は足元で起きている。 小売業の労災事故では「転倒」が最も多く、全体の 36.9 %を占める。次いで「動作の反動・無理な動作」(15.9%)。性別・年齢別構成では、男性が37.5%、女性が62.2%。50歳以上では男性が35.6%、女性が43.0%。女性勤務者の多い小売業の特徴が出ている。 総合スーパーの食品売場やスーパーマーケットでは、バックルームの床に水や油などが残ったままの状態であることが多い。滑りやすいため、転倒事故のリスクは高い。また床に商品が放置されていることも転倒の原因になる。  従業員にワーク用シューズ支給のベルク  ㈱ベルクは2021年1月、スポーツ用品メーカーのミズノ㈱のワーク用シューズを、全店の青果部門とグロサリー部門の従業員約2500名に支給した。 従来、シューズは従業員個人が購入していた。 しかし…




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