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月刊商人舎 2024年06月

第2部 業態別の下克上


百貨店・コンビニエンスストア

2024年06月10日

  百貨店  1位H2Oリテイリング 2位三越伊勢丹ホールディングス  3位高島屋 4位J.フロントリテイリング Excel版のダウンロードはこちら 百貨店はコロナ下の3カ年、営業自粛をして業績を大きく落とした。国内消費はその反動増、とりわけ若年富裕層の消費が活発化した。そのうえインバウンドの急回復もあって、2023年度はいずれの百貨店も増収・大幅増益の好決算となった。 1位はエイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)で、前期比4.7%増の売上高6574億円。営業利益130%増、経常利益114.4%増と昨年を上回り、過去最高益だ。H2Oは大きく分けて百貨店事業、関西フードマーケットのスーパーマーケット事業、阪急デリカアイなどの製造業を含む食品事業、そして商業施設事業がある。本誌ではH2Oが百貨店を中核事業とすることから1位とランクした…




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