戻る 印刷
月刊商人舎 2022年09月

 連載 


結城義晴の「定義集」”Definitions”

#15冷凍食品ワード

2022年09月09日

 冷凍食品  「広辞苑」では「冷凍」は「食品・輸血液などを新鮮に保存するために人為的に凍結させること」。「冷凍食品」は保存のために冷凍された食品。「冷凍魚」は「腐敗を防ぐために凍結させて貯蔵した魚類」。 日本冷凍食品協会HPによると、「1920年、葛原商会(現ニチレイフーズ)が冷凍魚貯蔵用の倉庫を北海道に設置したのが冷凍事業の始まり」。初めて冷凍食品売場が設置されたのは、1952年の西武百貨店(池袋)、東横百貨店(渋谷)。 その後、1964年の東京オリンピックの選手村の食事が好評であったことから、ホテルやレストランでも利用が始まり、冷凍食品の普及が進んだ。1984年にピザ、グラタンなどの軽食・おやつカテゴリー、1994年には電子レンジ対応のコロッケが登場し、電子レンジ用フライものが広がるきっかけとなった。2000年にそば…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください