戻る 印刷
月刊商人舎 2022年03月

 特集のまえがき 


結城義晴の販促進化論(前編)

「販促Xの正体」を解き明かす

2022年03月10日

月刊商人舎 2015年10月号で、「結城義晴のチラシ広告進化論」を書いた。問題意識は「チラシ、効かないのか⁈」だった。 それから6年半――。この間、2019年10月には消費税が増税されて景気は落ち込み、さらに2020年から新型コロナウイルス感染のパンデミックで断絶の期間を迎えて、営業は大変化を遂げた。そして2022年2月末、ウクライナ危機が起こった。社会は低迷し、不安は増大する。   そのなかで小売業の「販促」は大きく変わった。コロナが販促を変えたのだ。 そして変わっていく先に到達するものが「販促X」である。 「X」は未知のものである。同時に「X」は「トランスフォーメーション(Transformation)」の「大変革」を意味する。Transformationの接頭語「trans」は「X」と略される。だから「販促X」は「販促Xformation」であり、「販促大変革…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください