戻る 印刷
月刊商人舎 2021年07月

 結城義晴の述懐 


ヤオコー府中フォーリス店の未来に期待する。

2021年07月12日

ホップ!ステップ!!ジャンプ!!!  オリンピックの三段跳びではないが、2021年度に入って4月、5月とヤオコーの出店が加速した。ヤオコーは2019年に5店舗、2020年に7店舗、そして2021年上期に5店舗と、コロナ禍でも着実な店舗開発を継続している。 その3年目上半期のホップ・ステップ・ジャンプである。ここでホップとステップは「あっさり型」の標準店であり、今回のジャーンプは「こってり型」の上をいく旗艦店だ。「ヤオコー府中フォーリス店」である。 この3年間の新規開発店舗群のなかでも、この店は群を抜いている。 初年度売上高予算45億円というスケールは、ヤオコーの歴史上でも最大ではないか。 それは一つには伊勢丹府中店跡への出店だからである。 1996年4月にオープンした伊勢丹府中店は、開店初年度の売上高が261億円と郊外型百貨店の…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください