戻る 印刷
月刊商人舎 2021年07月

 [下]コロナ禍前後の出店動向分析編 


コロナ禍前・コロナ禍中の出店総覧

2019・2020・2021(上期)を比較分析する

2021年07月12日

表①の「業態別新店・改装店数」は、総覧から業態別に抜き出したものだ。 ■ 表① 業態別新店・改装店数 コロナ禍以前の2019年の出店動向は、業態別に見るとスーパーマーケットが203店で一番多かった。続いて専門店の119店。さらにショッピングセンターも77カ所開設された。それに続くのが総合スーパーの49店舗だ。ホームセンター・ホームファッションが37店、家電チェーンが18店、ディスカウントストアが15店。 これがいわば自然な出店計画と改装計画に則った業態別のトレンドであった。 それが新型コロナウイルス感染症の拡大で、ショッピングセンター、総合スーパー、そしてそれらのテナントの専門店は営業自粛したり、時間短縮したりして、出店どころではなくなった。 だから2020年のキャズム期間に入ると、スーパーマーケットは201店と変わら…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください