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月刊商人舎 2021年05月

イオンのポスト・コロナ戦略

吉田昭夫社長が描く新中期5カ年計画の全容

2021年05月10日

2021年4月9日(木)、イオン㈱はWebシステムを使って2020年度決算と、2021年度から2025年度までの5カ年の中期経営計画を発表した。 コロナ禍の2021年2月期連結業績は営業収益が8兆6039億円と前期並みを維持したが、店舗の一時休業や営業時間短縮、テナント専門店企業に対する賃料減免、経営効率改善のための在庫削減が利益を圧迫して、710億2400万円(前期より978億6300万円の減益)の純損失となった。コロナ禍の営業を象徴する出来事である。 イオン㈱の吉田昭夫取締役兼代表執行役社長は、前中期経営計画を振り返りつつ、今後5カ年の戦略を丁寧に語った。これがいわばイオンのポスト・コロナ戦略の概要である。 *図はイオン作成・提供、スライド番号などは原本のママ    第1部  総括  ●前中期3カ年経営計画を振り返る  前中…




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