デジタル化の急進が社会と事業を変える!!＜①＞

令和の幕開けと同時に、2019年10月1日には消費税が8%から10%に上げられた。政府の消費喚起と中小企業支援のための「キャッシュレス決済ポイント還元」施策によって、小売業は激しいポイント販促合戦を繰り広げている。 しかしこれは本来の、データからお客の嗜好を読みとり、あるいは潜在需要の大きさを読み解き、無駄な販促を減らすという流れに逆行している。 一方、膨大なデータはAIの進化によって分析が可能になってきた。さらに、これまで人間の「勘と経験」や「専門性」によって行われてきた判断を、データ化することで「属人化のあいまいさ」を排することができる。 ビッグデータを駆使したマーケティングとは、令和時代にどのようなものとなるのか。 日本で起こっているデータドリブンの最新潮流と課題を㈱True Dataの米倉裕之社長と越尾由…