戻る 印刷
月刊商人舎 2019年06月

 放談鼎談 


日本流通業のDNAとRNA〈第1部〉

チェーンストア産業の過去・現在・未来を激論する

2019年06月10日

日本のチェーンストアの歴史を振り返りながらそのDNAを探り、日本小売業をけん引してきた総合スーパーの課題と今後について、そのRNAを語り合った。ユニー㈱出身でコンサルタントの高木和成氏と㈱長崎屋出身でジャーナリストとして活躍している和田光誉氏、そして㈱商人舎社長の結城義晴が鼎談した。長崎屋は2008年9月に、ユニーは2019年1月に、ドン・キホーテ(現社名は㈱パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)の完全子会社になった。このお二人の話はときに辛辣で、ときにユーモラスで、最後にはドン・キホーテの本質に迫って、3時間近くに及んだ。もちろん掲載できない話も多々あった。 (注記) DNA(デオキシリボ核酸)は遺伝情報を蓄積・保存する役割で、RNA(リボ核酸)は遺伝情報を伝達・処理する役割。  創業期の人物…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください