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月刊商人舎 2019年06月

 [決算総覧Ⅴ] 


ドラッグストア

唯一の成長小売産業のクリティカルマスは「ここから過ぎ行く」?!

2019年06月10日

ウエルシアHD イオンらしくM&Aで拡張し続け増収増益 食品を集客ツールとして急成長を続けるドラッグストアは軒並み好調決算を弾く。食品の売上構成比が50%を超えるチェーン企業が増えている。食品を主体とするスーパーマーケットにとって、今や目の上のたん瘤的存在だ。いや、たん瘤どころか、がん細胞のようにじわじわと侵食してくる。低コストの店舗形態で、日配品やグロサリーの食品、酒を低粗利益率でディスカウント販売する。さらには生鮮や惣菜を扱う店もある。そして化粧品などのHBCおよび調剤部門で収益を上げる。 その一方で、M&Aが最も激しいのもドラッグストア産業だ。そのアライアンスの潮流は生き残りをかけて、ますますスピードアップしてくる。業界ランキング順に決算の中身を見ていこう。 イオングループのウエルシアホー…




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