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月刊商人舎 2019年05月

 鵜の目・鷹の目 


「ラスト1マイルの王者」アマゾンの魂胆

2019年05月10日

経営評論家 保科篤 アマゾン・ドット・コムが3年ぶり首位に――。日経BPコンサルティングのブランドイメージ調査「ブランド・ジャパン2019」で、「消費者が選ぶ強い企業ブランド」は米国アマゾン・ドット・コムが3年ぶりに首位となった。プラットフォーマー企業群GAFA(Google、Amazon.com、Facebook、Apple Inc.)の一角を占める同社だが、当日配達も可能な電子商取引(EC)サービスのほか、映画やドラマ、音楽などが定額料金で楽しめる有料会員サービス「アマゾンプライム」が消費者の生活に定着。日本における売上高は1兆5000億円を超え、その存在感と勢いはとどまるところを知らない。 アマゾンの日本法人、アマゾンジャパンを巡っては今年に入ってさまざまなニュースがマスコミやSNSを賑わせている。その最大のものが「5月23日から全商品を…




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