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月刊商人舎 2019年05月

 特 集 


「ラストワンマイル」の優勝劣敗

「ネットスーパー」と「宅配ビジネス」の勝者総取り!?

2019年05月10日

令和元年に突入した。「店は客のためにある」。この商売のテーゼは「永久に不滅です」。それどころか、顧客に商品やサービスを届ける最後のプロセスこそが、令和時代にはますます決定的な差異になる。それが早いこと。それが安いこと。それが心地よいこと。英語で言えば「ラストワンマイル」の攻防がさらに激しくなり、「ラストワンマイル」の優劣こそが問われることになる。スーパーマーケットやチェーンストアのリアル店舗の世界では、スマートフォンによって注文を受けて顧客に届ける「ネットスーパー」機能や宅配サービスが当たり前のこととなる。日本にとって「すでに起こった未来」であるアメリカ流通産業はいま、「ラストワンマイル」競争に明け暮れる。しかし平成が終わった今、日本のネットスーパーのほとんどが相変わらず利益を出していない。…




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