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月刊商人舎 2019年03月

 中型総合スーパー 


「不可逆性転回」の条件

ドンキの「フォーマット&ポジショニング」が業態の盛衰を覆した!

2019年03月11日

㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 好きか、嫌いか――。突き詰めると、商売は、ここから始まり、ここに行きつく。商売にはまず顧客がいる。その顧客が、この商売やこの店、この商品、あるいはこの業態が、好きか嫌いか。好きな客が多ければ繁盛するし、嫌いな客が多ければ衰退する。 ピーター・ドラッカーの言う「顧客からスタートする」ことだ。 スターバックスの実質的な創業者ハワード・シュルツは「第3の場所」を提唱した。カスタマーにとって、第1の場所は自宅(ホーム)である。第2の場所は会社・職場・オフィス、学校などである。だからスタバは第3の場所「ザ・サード・プレース」になろう。 これは、一人ひとりの顧客にとって、スタバが三番目に好きな場所になることを意味する。  どんな商売も、この「第3の場所」になることを目指す。 …




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