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月刊商人舎 2019年03月

 (株)REA代表取締役社長 鈴木哲男 [第1章] 


小売業態の変遷と中型総合スーパーの課題

2019年03月11日

経済産業省の業態分類で「中型総合スーパー」とは、3000㎡(約1000坪)未満、東京都の特別区および政令指定都市では6000㎡(約2000坪)未満の店舗である。開発担当者は知っているだろうが、正直言って私ははっきりと覚えていなかった。指導先の企業内で区分を勝手に決めて、定義づけして使用していた。そこで、改めて総合スーパーを含めて、各業態の「中型店」とは何かをまとめてみた(資料1)。  資料1 鈴木哲男の各業態ごとの「中型店」の位置付け 「中型店」とは何か(各業態によって呼称は違う) 「中型店」の呼称はコンビニや百貨店では私の推測では使われていないと思われる。私の経験では多くの業態では「中型店」を「標準店」と同じ意味で使っている(専門店、スーパーマーケット、総合スーパーなど)。ただ、スーパーマーケット…




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