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月刊商人舎 2018年04月

 特集 


2018生鮮3部門クライシス!!

[特別企画]阪急オアシス「KITCHEN&MARKET」の革命

2018年04月10日

あらゆる業種業態が「食」に活路を求める競争時代――それが欧米や日本の先進的成熟社会である。しかしここでいう「食」とはグロサリーではない。生鮮素材であり、それを調理加工した惣菜である。さらにそれらを食べさせるグロサラントである。つまりコンビニエンスストアもドラッグストアも、ホームセンターもディスカウントストアも、もちろんデパ地下も、さらに書店までも、生鮮素材と惣菜とグロサラントを内包するストアフォーマットに変身する。 しかしこんな新しい競争のとき、生鮮3部門を最大の武器としてきたスーパーマーケットや総合スーパーは、逆に「生鮮3部門の危機」を迎える。農業、水産業、畜産業の未来は無条件に明るいわけではない。野菜・果物は相場の乱高下に悩まされる。魚はどんどん食べられなくなっていく。肉は優等生の立場の…




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