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月刊商人舎 2018年03月

 [Message of March] 


2018年03月09日

「以和為貴――」。和をもって貴しとなす。しかし、この「和」は、「同」ではない。「和」とは、互いに協調することだ。だから「和する」ためには、もともとそれぞれが違わねばならない。いや、もともとは、みな、異なるものなのだ。だから和する。それが貴い。「同」は、同じであること。等しいこと。異なることの反対である。 「論語」にある。 子曰く、 君子は和して同ぜず、 小人は同じて和せず。内食と外食をいま、「和して同ぜず」でまとめる。「同じて和せず」はいけない。それがGrocerantの本質だ。「Sell」と「Cook」をいま、和して同ぜずで調和させる。同じて和せずではない。それがGrocerantを超える世界を創る。〈結城義晴〉  




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