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月刊商人舎 2016年12月

 巨匠・鈴木哲男(㈱REA代表)による[特集の総括] 


イオン「キッズリパブリック」徹底分析

「クロス・マーチャンダイジング」七つの定石から仮説提案する!!

2016年12月09日

   Prologue  『銀座ファミリアの衝撃』 キッズ商品ラインにおけるクロス・マーチャンダイジング(クロスMD)の元祖は、銀座ファミリアではないか。NHKの朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」のモデルはファミリアの創業者、坂野惇子さん。1976年9月にジョセフ・マグニン・ジャパンの跡地に居抜きで出店した子ども向け百貨店「銀座ファミリア」である。キャッチコピーは「小さな子供のデパート」。1階から3階までのフロアに、新生児からジュニア(中・高校生)までの衣料だけでなく、アクセサリーや人形(スヌーピー・コーナーなど)、おもちゃや文具、家具。さらにベビー休憩室や子ども用のティールームやヘアカットルームまであった。当時としては衝撃的であり、とても感動的な館だと記憶している。  『アンパンマンこどもミュージアム&モ…




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