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月刊商人舎 2016年02月

 阪食の「エッグプラン手法」全公開 


[Photo Report]阪急オアシス箕面船場店

2016年02月10日

開口部の広さ、高いスケルトン天井、ウッディな床。入った瞬間、快適さを感じる売場空間だ。青果売場の壁を伸ばすことで、入口からレジコーナーを隠したが、レイアウト上は客動線を右に回りこませることに苦労した。初めて配管を非塗装にした。約400万円のコストダウンになった。防滑性の高い木目調のセラミックタイルを初めて床材に全面採用。従来に比べ約3割コスト高だがデザイン性は高まった。「キッチンステージ」は既存店では2、3人態勢だが、箕面船場店では5人に増やした。接客と試食、料理提案によって専門性の高い商品を売り込んでいく。水産売場は、魚惣菜や生魚、寿司のそれぞれの厨房を一体化して見えるようにした。畜産の壁面売場は「熟成屋」から「グリル」、「ロティサリー」とショップ感覚のコーナーが並ぶ。フードコートのイメージで売…




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