印刷プレビュー
月刊商人舎 2016年02月

 ライフコーポレーション 


セントラルスクエア押上駅前店【地下1階】

2016年02月10日

生鮮3品、菓子、グロサリー   市場感を演出しつつ空間見通しをどう作りあげたか 地下1階へは道路側の左翼入口からエスカレーターで降りるが、エスカレーターを半分ほど下ると、前面に間口の広い青果売場を中心に地階売場の半分ほどが視界に入ってくる。まず印象的なのは、大きな柱回りの売場。入居する京成電鉄ビルは13階建てで上階にはホテルが入っている。したがって建物の構造上、柱はゆうに1mを超える太さだ。従来は柱の周りを什器で囲んだだけの展開だったが、柱の存在感を消しながら柱を什器としてうまく活用できないかと考えた。そこで「柱回り什器」と呼ぶ手法を採用した。これは2014年11月に開店したライフ宮内二丁目店(神奈川県川崎市)から始めた手法で、商品やディスプレイが柱をひな壇状にぐるりと囲む。また通常、柱の…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください