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月刊商人舎 2016年02月

 [Message of February] 


店はいつも客のためにある。

2016年02月10日

店は客のためにあり、店員とともに栄え、店主とともに滅びる。〈倉本長治〉この三行の言葉には、すべてに「店」の文字が使われる。それだけ「店」は抜きがたい存在である。商人はずっと店をつくってきた。店をつくるのが商人の仕事だった。店をより良くするのが商人の役目だった。そして商人は店を変えてきた。店を変えるのが仕事だったし、店をより良く変えるのが役目だった。21世紀に入ってから15年。その店のつくり方がさらに変わってきた。レイアウトの引き方も変化を遂げた。しかし良い店はいつもカスタマーを向いている。良い店はずっとアソシエーツをいたわっている。良い店はこれからもリーダーの能力を最大化させる。アウトスタンディングなポジショニング。とんがりとこだわり。店づくりはフォーマット戦略の基盤である。しかしだからこそ、そこ…




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