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月刊商人舎 2015年06月

女性が働きたい会社と産業の絶対条件

ダイバーシティ・マネジメントの7つのポイントを考察する

2015年06月10日

㈱商人舎代表取締役社長  結城義晴 女性を活用せよ。パートタイマー比率を上げよ。そして生産性を向上させよ。利益を上げよ。まさに近代化発想の企業経営である。 一方で、そんな男発想を排する考え方もある。ダイバーシティを推進しよう。女性を登用しよう。女性役員をつくろう。女性管理職を増やそう。 しかしこれも、基本的には近代化の考え方のもとに現代化を推し進めようとする思考回路だ。 もちろんそれが頭から非難されるべきものではないし、それしか突破口はないのかもしれない。女性民権運動がいつもジレンマに陥った自己矛盾。企業経営の場では、その上、良い利益を出し、継続的な成長・発展を実現させねばならない。 だが、より良い社会を構築するために女性の参政権が確立されたように、より良い会社、より良い産業をつ…




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