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月刊商人舎 2015年06月

 特 集 


女性が働きたい店・会社・産業

「日本小売業ダイバーシティ」を厳しく中間総括する !!

2015年06月10日

かつて商店は夫婦で営まれた。 だから小さな商店は男一人、女一人。5割が女性。 一方、日常品の買物は、もっぱら女の仕事だった。客は女性。 だから店には、 男性一人、女性二人。 そこでグータラ亭主は仕事をほっぽり出して遁走。 そして商店にはずっと、女二人がいた。 これはむかし昔のおとぎ話。 やがて小売業はチェーンストア・システムによって巨大化した。 日本の高度成長が商店の発展を後押しした。 その大きくなった会社を維持するために、分業が基本となった。 多くの社員を雇い入れ、幹部に仕立て上げ、組織で動き始めた。 すると、かつての商店の女性二人のバランスは崩れた。 組織で仕事をし始めると、男性社会となった。 これもちょっと昔の思い出話。 いま、ダイバーシティの時代。多様性を受容する店と会社。 女性…




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