戻る 印刷
月刊商人舎 2015年05月

阪食の高質専門コンテンツ主義

[第2部マーチャンダイジング編]

2015年05月11日

株)阪食専務取締役 松元努が説く「おかず比率」イズム 「2020年までに30%まで高めないと生き残れない」 阪食は2009年から6年間、新しいコンセプトによって新しい店舗を創ることに努めてきました。ただし店づくりはお客さまから見える部分です。一方で、お客さまからは見えないけれど、われわれはある数字を高めるために6年間努力と工夫を重ねてきました。それが、社内で「おかず比率」と呼ばれる数字です。 キーワードは「食材から食事へ」。スーパーマーケットは食材を売る店、つまり「冷蔵庫代わり」の存在ですが、食材ではなく食事を売る「台所代わり」になっていかなければならない。当社ではそう考えてきました。たとえば水産部門では、2009年7月オープンの千里中央店から寿司、魚惣菜を始めた。千里中央店では売場面積の制約ででき…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください