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月刊商人舎 2014年12月

陳列・演出の「基本の徹底と変化への対応」

真似するな、個性を発揮せよ!

2014年12月10日

平成7年(1995年)に(株)商業界から別冊『陳列と販促の教科書』を出版した。あの雑誌の巻頭メッセージに以下の文がある。 「『陳列と販促の教科書』には学ばなければならない基本技術があるとともに、マネをしても意味のない無限の応用技術が存在するのである」。 この言葉は、あれから20年経過した今でも、真実だと思う。 プレゼンテーションには押さえておかなければならない基本的な原理・原則がある。しかし、本来、陳列や演出は、企業や店のメッセージを訴求するために行われるものである。企業や店がなぜこの商品を品揃えするのか、なぜあえてお客にお奨めするのか、なぜお客に買ってもらいたいと考えるのか。それを表現し、訴求し、その上で購買を促し、結果として売上げや粗利益が確保される。 つまり、企業の戦略行動がプレゼン…




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