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月刊商人舎 2014年10月

今こそマーケティング体質改善の決戦の時だ!!

流通先進国にしてマーケティング後進国の日本チェーンストアへの提言

2014年10月10日

2014年の年末年始商戦は、日本のチェーンストアやスーパーマーケットにとって、実に大事な正念場である。 理由を挙げよう。第1に、今年4月1日の消費増税を受けて、来年、10月には第二段階の10%への増税が控えている。これはもう、確実な情勢で、既成事実化している。したがって今年3月31日までの税率と比べると、国民にとっては消費税が2倍になる。5%だったものが1割に増える。この消費者が感じる価格ギャップは想像以上に大きい。 今年の春の消費税対策を上手に乗り切った企業にも、それに失敗した企業にも、もう一度、勝負の時が来る。それが来年の10月となる。したがって来年は年が明けた時から、それへの対応を図らねばならない。商売にとって最重要与件となる国民の価格コンシャスはますます厳しくなる。 年末商戦は価格意識においても…




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