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月刊商人舎 2013年05月

FSPの老舗「オギノの16年」 

荻野寛二社長が語る「顧客視点」の営業イノベーション物語

2013年05月10日

聞き手/㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴   結城  FSPの経験が日本のスーパーマーケット業界で一番豊富で、「FSPの老舗」ともいえる㈱オギノ。まず、フリークエントショッパーズプログラム(FSP)をスタートさせるきっかけはどんなことだったのでしょうか。 荻野  1995年にアメリカのユークロップスを見に行きました。当時はミールソリューションで有名な企業でしたが、たまたまユークロップスでのFSPを知って、何かすごいことをやってるなという印象を持ったのがきっかけです。  こんなことできるのか、と思いながら、いろいろと研究をして、97年に、何とかなるじゃないかと、本格的に取り組みをスタートしました。 結城  97年というのは重要な年ですね。日本の総合スーパーの売上高のピークが97年で、そこから下り坂に入り…




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