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月刊商人舎 2018年04月

 [徹底討論] 


奥田則明×結城義晴

生鮮と鮮魚の破壊的Innovationに挑め! <第2部>

2018年04月10日

第2部|消費喚起提案編    水産資源を守るために何をすべきか奥田 少し視点は変わりますが、もう一つの問題は漁業就労者の減少です。その大きな理由は年収の低さです。2015年の個人漁業経営者の平均年収はわずか282万1000円です。戸板1枚で命を懸けて働いて、この金額です。一方、養殖業者の年収は821万5000円。これを見ても魚の将来は暗いと言わざるを得ません。結城 養殖業者と漁業者との年収は3倍の開きがありますね。奥田 こういう背景があるので、生産も暗い。食べるにしても先細り、売上げも先細りです。魚の売上構成比は現在、8%ほどありますが、将来は6%にまで下がるかもしれません。ハワイにホリデーマートというスーパーマーケットがありましたが、6%の売上構成比でした。日本もそのようなレベルまで落ちるかもしれません。結城 アメリ…




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