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月刊商人舎 2021年08月

 特集 


現場ロスの処方箋

コロナ下の「損失」にメスを入れる!

2021年08月10日

東京オリンピックの開会式。無観客開催となって、ボランティアのために用意された弁当のうち約4000個が廃棄処分された。コロナ禍による食品ロスである。しかしこの現象は五輪開会式に限ったことではない。日本中の、世界中の小売業の店頭で、COVID-19パンデミックの間に、膨大なロスが出てはいないか。そのコロナ禍の巨大な溝も、変異株の出現によって、当初予想を超えて長期化傾向を見せる。しかしそれでも多分、最後の大きな波のあとに、ポスト・コロナ時代が到来する。コロナ禍「キャズム」の真っただ中にあるとき、一方、ポスト・コロナ時代を迎えたとき。「現場ロス」という経営の根本問題は、どう変わるか。そのための対策は、どう変わらねばならないか。商品ロス、機会ロス、人時ロス。ロス1%の削減は営業利益1%の収益増に直結する。経営の根…




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