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月刊商人舎 2021年03月

東日本大震災から10年、ともに未来を目指す

2021年03月10日

㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災から10年が経過する。この間、私たちは何をしてきたのか、そしてこれから何をしていくのか。亡くなられた方々に、心から哀悼の意を表しつつ、そのことを考え、決意せねばならない。 しかし令和3年となった今2021年2月13日、福島県沖でマグニチュード7.3、最大震度6強の地震が発生した。東日本大震災の余震であると言われる。政府の地震調査委員会は「余震は今後10年程度続く」と厳しい見解を発表した。10年前の大震災の影響で、東北地方太平洋沖では地殻に加わる力が変容し、ひずみが生じた。研究者たちは「余震以外の大地震にも注意が必要」と警戒を喚起する。 1933年(昭和8年)に、昭和三陸地震が起こっている。推定ではマグニチュード8.1だった。しかしその37年前…




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