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朝川康誠「経済心理学の世界へようこそ」(72)雌伏の龍・インドネシア ジャカルタの現場から(前編)

2019年05月15日

 インドネシア概況  2019年3月にビジネス視察のため、インドネシアの首都ジャカルタを訪れた。ジャカルタといえばひどい渋滞と聞かされていたが、明け方到着の便ということもあり現代的な空港から道路に至るまで予想外の静かな出足となった。 空港には「PLUS」「Cirrus」といった国際ネットワークの使えるATMが設置されており、両替所を使う必要もない。 インドネシアは1万を超える島々から構成されている国で、その面積は約189万km2と日本のおよそ5倍。人口は約2億5500万人で世界4位、首都のジャカルタは1000万人を超える大都市である。ただし、およそ人口に不釣り合いな交通インフラは世界最悪とも言われ、慢性的な交通渋滞を引き起こしている。民族の大半がマレー系で、言語はインドネシア語。宗教のおよそ9割はイスラム教であるが、同じイン…




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