猪股信吾の勝手に企業サイト拝見 (79) 認知心理学デザインがいっぱいの「iemo」

認知心理学デザインがいっぱいの「iemo」先週の連載で書いた「iemo」のFacebookとTwitterボタンのデザインの話は、デザインのベースになっている物体「鳥」や「親指」のサインがすでに広く認知されていて、「Twitter」や「Facebook」を広く一般的に連想させることができるため、大胆なデザインに起こすことができたのだろう。普段から見慣れているマークがあると、思わずクリックしてしまう効果。認知心理学から考えられたデザインが施されていると、迷わずにこの行動に結びつく。例えば「赤」は注意を引く色。この「赤色」を効果的に使うことで、ユーザーに気づいてもらうことができる。店頭で赤色の文字で値段が書いてあると、「きっとセール商品で安くなっている価格」と自然に感じてしまうのと似ている。iemoで使われているベルマークの横の赤い四…