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ドン・キホーテのポジショニングと進化型「渋谷本店」

2017年08月28日

(株)ドンキホーテホールディングス(東京都目黒区、大原孝治社長)の戦略が際立っている。 「総合店、総崩れ」の観あり。 その理由は、百貨店も総合スーパーも、業態の優位性が喪失したにもかかわらず、企業ごとのポジショニングを創出することができず、同質化のレッドオーシャンの中に漂っているからだ。 しかしドン・キホーテだけは、総合品揃えの中で、他の追随を許さない「差異性」を有する。 ドンキ2017年6月期決算の「率<数」「率<金額」 そのドンキホーテホールディングスの2017年6月期決算が8月15日に発表された。この決算期そのものに独自性がある。日本の百貨店、総合スーパーは、いずれも2月期、あるいは3月期決算で、横並びだ。総合店では唯一、ドン・キホーテが6月決算である。ちなみに、ユニクロファーストリテイリングとビックカメ…




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