常盤勝美の2週間ウェザーMD予報[7月4週･5週]

■7月3週（7/13～7/19）を振り返る 引き続き梅雨前線が日本付近に停滞する。週前半は前線の活動が活発だったため、山陰地方中心に大雨となり、広島県から島根県を流れる江の川が氾濫するなどの被害が発生した。 その後梅雨前線がやや南下し活動を弱めたため、大雨となった範囲はだいぶ狭くなった。その分、梅雨明けしている沖縄方面に活発な雨雲がかかり、大雨となったところがあった。 気温は南西諸島西部と北海道北部の一部でやや高めだったほかは、全国的に低めであった。梅雨前線が南下して日本付近の風向きが北寄りとなったため、週後半は東日本中心に気温が平年を大きく下回り、涼しい陽気となった。 ●7月4週（7/20～7/26）の天候予測とMDポイント 梅雨明け時期は不透明 ＜概況＞ 西日本方面から徐々に梅雨前線が北上する。この期間…