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マーケティング

関智美のマーケティング・アイ「二十四節気と現代人の生活行動」⑧晩冬編

2015年12月10日

日本人の生活に古くから根付いた二十四節気の視点で、現代の生活行動をとらえていきます。今回は「小寒(しょうかん)」と「大寒(だいかん)」について、みていきたいと思います。■■■ 「小寒」と「大寒」は、暦の上では“晩冬”前回の「大雪(たいせつ)」(12月7日)と「冬至(とうじ)」(12月22日)は、暦の上では“仲冬”でしたが、「小寒」(1月6日)と「大寒」(1月21日)は、“晩冬(ばんとう)”の季節です。小寒から「寒の入り」とされ、この日から立春の前日(節分)までの30日間を「寒中」や「寒の内」といいます。寒中見舞いはこの期間に出します。大寒は、二十四節気では、冬の季節の最後にあたります。気温は一年の内で最も低くなる頃で、大寒の最終日の節分が「寒明け」になります。■■■ 晩冬の雑節は「冬の土用(どよう)」「節分」二十四節気を補足する役割でもある雑節につ…




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