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マーケティング

関智美のマーケティング・アイ「二十四節気と現代人の生活行動」⑦ 仲冬編

2015年11月10日

日本人の生活に古くから根付いた二十四節気の視点で現代の生活行動をとらえています。今回は「大雪(たいせつ)」と「冬至(とうじ)」について、みていきたいと思います。■■■ 「大雪」と「冬至」は、暦の上では“仲冬”前回の「立冬(りっとう)」(11月8日)と「小雪(しょうせつ)」(11月23日)は、暦の上では“初冬”でしたが、「大雪」(12月7日)と「冬至」(12月22日)は、“仲冬(ちゅうしゅう)”の季節になります。大雪とは、山地だけではなく、平野にも雪が降り始める頃という意味です。雪はそれほど降らない地域もありますが、日本海側では大雪になることもあります。北風が吹き、冬の季節が本格化します。冬至は、「日短きこと至る(きわまる)」という意味で、北半球では太陽の高度が最も低く、一年の間で昼が最も短く、夜が最も長くなる日です。冬至を過ぎると日脚は伸…




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