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マーケティング

関智美のマーケティング・アイ「二十四節気と現代人の生活行動」⑥ 初冬編

2015年10月09日

日本人の生活に古くから根付いた二十四節気の視点で現代の生活行動をとらえていますが、今回は「立冬(りっとう)」と「小雪(しょうせつ)」について、みていきたいと思います。■■■ 「立冬」と「小雪」は、暦の上では“初冬” 前回の「寒露(かんろ)」(10月8日)と「霜降(そうこう)」(10月24日)は、暦の上では“晩秋”でしたが、今回の「立冬」(11月8日)と「小雪」(11月23日)は、“初冬”の季節になります。立冬は、「冬立つ」ともいい、暦の上ではこの日から冬に入ります。日足が目立って短くなり、冬の気配を実感するようになります。北海道では、立冬の頃から雪が降り、積雪が記録され始めますが、その他の地域では、晩秋から冬への変わり目の季節です。小雪は、寒さもまだ厳しくなく、雪が少ないという意味です。本格的な降雪はありませんが、遠い山の頂には、雪で白く彩ら…




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