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山本真砂美の「商売くらし歳時記」【卯月】入学・進級の春

2014年03月10日

4月は「卯月(うづき)」   「卯月」は別名「卯の花月」。「卯の花」が咲く時期というのが定説です。また、種を植える時期「種月(うづき)」が語源という説もあります。すっかり春めいて、暖かい日が続き、花々が咲き乱れる月でもあります。   二十四節季では、「清明(せいめい)」「穀雨(こくう)」にあたります。   「清明」に含まれる七十二候は「玄鳥至(つばめきたる)」から始まります。「清明」とは、春の日差しの中、天地万物が明るく輝き清らかさに包まれる様子を表しています。ツバメが南から飛来すると、本格的な春が来て農耕が始めるというのが昔の人の知恵でした。   次いで「鴻雁北(こうがんかえる)」。ツバメの飛来と入れ替わりに雁が北国へ去っていきます。ツバメと一対で季節の訪れを表す鳥として親…




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