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経営

嶋内仁の〈ポスト・モダン〉チェーンストア組織論 (54)パフォーマンス・マネジメント―脱レイティングの人事評価―

2017年09月11日

Ⅰ.パフォーマンス・マネジメントとは人事評価というと、年次評価や目標管理制度(MBO)で、社員をSABCDという標語でランク付けするものというのが常識だが、近年その常識が崩れつつある。米国では、ゼネラル・エレクトリック(GE)、アドビシステム、マイクロソフト、アクセンチュア、コカ・コーラ、シアーズ、ファイザー、ゴールドマン・サックスなど業種を問わず、レイティング(強制分布に基づく相対評価のランク付け)や成果連動型のインセンティブの仕組みを廃止する動きが加速度的に広がっている。「2016年の時点では、評価・ランキングを廃止する企業が『フォーチュン500』の20%までに増え、2017年までには50%の企業が革新に取り組むのではないかという予想も出ている。」(川口大輔2017「パフォーマンス・マネジメント革新の真のねらい」『労…




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