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経営

嶋内仁の〈ポスト・モダン〉チェーンストア組織論 (31) ノーベル賞受賞の大村博士の理念に基づく学校とドラッカーの非営利組織論

2015年10月09日

 Ⅰ.はじめに大村智博士・北里大学特別栄誉教授のノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった。受賞理由は、寄生虫の感染症に対する特効薬の開発である。大村博士の功績については、メディアで詳しく報道されたとおりである。大村博士は、研究者であるだけでなく教育者でもある。本稿は、ほとんど報道されなかった博士のもう一つの顔、教育者という面にスポットをあて、大村博士が1999年から名誉学園長を務められている学校法人開智学園(さいたま市岩槻区)について、ドラッカーの非営利組織論に照らし解説してみたい。因みに「開智」という命名も大村博士による。Ⅱ.開智学園の3つの教育プログラム小学1年から高校3年までの教育課程について、開智学園では総合部、中高一貫部、高等部という3つの教育プログラムを提供している。中高一貫部は、文字どおり…




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