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経営

朝川康誠「経済心理学の世界へようこそ」(5) 100円ショップの儲け方と価格差別

2013年11月11日

朝川康誠株式会社USEI 代表取締役社長 いつでもどこでも同一価格   ショッピングモールやスーパーマーケットのテナント群を見ると、今や100円ショップは定番コンテンツとして存在しています。ダイソーやセリアなどの大手はすっかりおしゃれな店舗となり、商品も統一性をもった自社開発ブランドを揃えています。   しかし100円ショップの最大の魅力は今も昔も、ほぼすべての商品が100円であるというそのわかりやすさにあります。「こんなものまで100円!」という驚きや楽しさ、そしてそれらが100円で買えるという安心感は、経済情勢に関わらず抜群の存在感を放っています。   日本全国津々浦々まで、100円ショップでは100円で商品が買えます。そのわかりやすいビジネスに感謝するとともに、私たち消費者はふと疑問に思います。100円…




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