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経営

朝川康誠「経済心理学の世界へようこそ」(90)残念だけど正しい痴漢予防法

2021年05月19日

 犯罪数は減っていても不愉快な犯罪がなくなったわけではない  ワイドショーやニュース番組では、最近はコロナ禍の話題がほとんどだが、それでも犯罪・事件を取り上げることが多い。こういった番組を見ているとさも犯罪が増えているように思えるが、統計データを見れば犯罪件数は2002年(平成14年)をピークに右肩下がりである。 専門的な話になるが、刑法犯認知件数(刑法犯とは、刑法に定められている殺人、窃盗、詐欺などの犯罪のこと。認知とは、被害届などにより、警察が、犯罪が発生したことを知ったことを意味する)はピークの280万件から82万件と7割以上減っている。 凶悪犯認知件数だけ見ても、ピークの約1万4000件から5000件にまで減少している。統計的に見れば日本の犯罪件数は、かつてない低い水準と言える。(参照「京都産業大学 犯…




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