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経営

新谷千里の「お客と社員に支持される生産性向上策」(48)正しい業務改善のすすめ

2020年03月16日

今回は私が業務改善のコンサルティングをしているクライアントの事例です。 下の表1が、3月から12月までの実績数値です。 12月の実績は、 1. 売上高   98.4% 2. 粗利率高  111.0% 3. 営業利益  252.3% で、営業利益が前年実績の188万円アップになっています。 【表1】 この企業は数年前までそれなりの営業利益を上げていた、数店を構える地方のスーパーマーケットです。しかしここ数年、他のスーパーマーケットやドラッグストアの進出で、売上げはジリ貧、粗利益が低下して、営業利益が大幅に減少してきていました。当然、生産性はさらに低い状態です。 業務改善をスタートした当初は、全体的に基本原則を伝えて、部門ごとの課題の改善に取り組んでもらっていました。しかし青果部門の改善が進まなかったため、途中から青果…




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